指導者向け研修プログラム

森のムッレ教室研修

自然の中で、そこにあるものを使って遊びを楽しめるのもムッレ教室プログラムの特徴です。
草花あそび

 

●「森のムッレ教室」とは

スェーデンで生まれた野外生活推進協会の活動で、幼児向けの環境教育(5・6歳児対象)のプログラムです。

1956年誕生。

創始者は、ヨスタ・フロム氏とスティーナ・ヨハンソン氏。 

後に、保育園、幼稚園に導入されるようになり、現在までに延べ150万人が参加している。

 

 

●「森のムッレ教室」を始める理由

自然との向き合い方を通して、暖かいおもいやりの心と冷静な科学の目を育てたい。

 

(^0^)/  みなさんは、子ども時代にどんな自然の中で遊んだ経験があるでしょうか。


川や池で魚を捕まえたり、田んぼのあぜ道に咲いている草花を使ってネックレスや剣を作ってごっこ遊びをしたり、蓮華の芯を舐めてほのかな甘さを味わったり、・・・色々な遊びをした方も多いのではないでしょうか。

 

幼いころに体験した自然の中での出会いや発見は、大人になってからも忘れる事のない大切なものです。最近の研究では、こういった自然体験が、学力の基礎を支えるキー・コンピテンシーや学習観・価値観の形成に影響することが指摘されています。


 

奈良地域の学び推進機構では、豊かな体験を創造する事を目的に、奈良市青少年野外活動センターで出来る環境学習プログラムを開発しています。

 

小学生以上を対象にしている「トム・ソーヤだっちゅ倶楽部」では、ツリーハウス体験やきこり体験を森林環境学習インストラクターがサポートしてきました。

 

 

今回は、幼稚園・保育園や幼児連れのご家族のための環境教育プログラムとして、スウェーデンで始まった幼児向け環境学習プログラム「森のムッレ教室」を、ご案内いたします。みなさんの地域でも子どもたちと楽しく取り組んで頂けるプログラムです。


1)里山をフィールドにするので、幼児やご家族連れでも活動出来ます。

2)五感を使って感じ、学ぶことは感性を磨き、科学的な態度を育みます。

3)自然の中での過ごし方は草花や生きもへの関わり方を身に付けます。


持続的発展可能な社会をつくるための教育ESDの実践として、優れた教育プログラムであると考えています。

森のムッレ教室 リーダー養成講座

幼児向け環境学習プログラム
幼児向け環境学習プログラム

日本野外生活推進協会にご協力いただき、スウェーデンで生まれた幼児向け環境学習「森のムッレ教室」リーダー養成研修を下記の日程で開催します。

 

理論と実践の20時間講座を受講終了いただくと、修了者は協会より認定され「森のムッレ教室」プログラムを開催することができます。

 

 北欧の環境教育メソッドを学び、日本の幼児教育に生かすネットワークに、ぜひご参加ください。

 

日程:平成26年10月11日・12日・13日

場所:奈良市青少年野外活動センター

定員:20名

費用:24,000円(学生20,000円)

宿泊:別途費用

 

【研修概要】

1日目10:00~20:00

北欧の環境教育実践紹介

「森のムッレ教室」理念とプログラム

安全管理とフィールド設定

 

2日目09:00~18:00

グループワーク:プログラムを作ろう

グループワーク:北欧野外料理

グループワーク:プログラム発表

 

3日目10:00~12:30

実習:森のムッレ教室―導入、初日の実践ー


私たちは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています

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